プリントウェアのお手入れ方法

ガーメントプリントウェアのお手入れ方法を説明します。

洗濯時の注意点

ガーメントプリンターで印刷したプリントTシャツは洗濯堅牢度はありますが、何度も洗濯を繰り返すうちに、少しずつ色合いが薄くなってきます。
色の薄まりを出来るだけ抑え、長持ちさせるテクニックをご紹介します。

色持ちを優先するなら以下の手順での手洗いがおススメです。

注意点として擦り洗いではなく、押し洗いです。擦り洗いですとプリント面を摩擦し削れてしまうので押し洗いで洗濯してください。

手洗いは面倒だな…という場合は洗濯機の手洗いコースまたはデリケートコースがオススメです。

注意点としては、乾燥機を使わず脱水後は干して乾かしてください。
強い熱風や回転などで生地の傷みの原因となります。脱水後は必ず干して乾かしてください。

Tシャツの為にモードや洗剤を変えるのは面倒、汚れはしっかり落としたいという場合は、Tシャツを裏返して洗濯ネットに入れて洗うだけでも比較的色持ちは良くなります。

オススメ①やオススメ②と比べると効果は弱まりますが、Tシャツを表面のまま洗濯ネットに入れず洗うよりは比較的効果はあります。ただし、オススメ②と同様に乾燥機は使わずに、脱水後は必ず干して乾かしてください。

ガーメントプリントウェアを出来るだけ長持ちさせる保存テクニックをご紹介します。

ハンガーに掛けて収納する場合は、肩や衿元の型崩れに注意してください。ハンガーは肩のラインが丸みを帯びている物を使えば、比較的Tシャツに跡が残り難くなります。
厚みのあるTシャツは、生地の重みで型崩れをおこしたり、ハンガーの跡が付きやすくなりますので、長期的にハンガーに吊るすのはオススメできません。

折りたたんで収納する場合は、シワやヨレに注意してください。
Tシャツは真ん中で折るとプリント面に負担がかかりますので、出来るだけ両端を中央に折りこみプリント面を平にすることで負担を減らすことができます。

まず、衣替えの時には、必ず洗濯してからアイロンをあてて収納します。そうすることで汚れによる劣化や虫食いのリスクを減らすことができます。

収納場所としては、日光が当たらず、湿気の溜まりにくい場所を選んでください。収納ボックスは遮光性のあるボックスがおススメです。透明のボックスは中身を見やすいのですが、日光や蛍光灯による日焼けの原因となり、次のシーズンに出すこと色褪せていることがあります。

また、収納場所、収納ボックスでは湿気対策、防虫対策を万全にしましょう。湿気が溜りやすい環境ですとカビが生える場合もありますし、虫に食われてしまう可能性もあるので対策は忘れず取り組みましょう。