シーリングスタンプとは、溶かしたシーリングワックスへ金属製のスタンプを押し当て、立体的な印影を作るためのスタンプです。
封筒やラッピングの封緘をはじめ、ショップカードや商品パッケージ、ブランドタグ、招待状などの装飾やブランド演出に使用されています。Sirusiでは、オリジナルデザインやロゴを取り入れたシーリングスタンプも製作できます。
シーリングスタンプの構造
シーリングスタンプは、文字や模様を彫刻した金属製のスタンプヘッドと、手で持って押すためのハンドルで構成されています。
Sirusiの着脱式スタンプヘッドは、次のサイズと形状に対応しています。
- 丸型:12mm・20mm・25mm・30mm・40mm・50mm・60mm
- 角型:20mm
スタンプヘッドとハンドルを取り外せるため、複数のスタンプヘッドを一つのハンドルへ付け替えて使用できます。一般的なシーリングスタンプのサイズは、丸型20~25mmです。
立体的な模様ができる仕組み
シーリング用ワックスを熱で溶かして封筒や紙の上へ垂らし、固まる前にシーリングスタンプを押します。
スタンプヘッドに彫刻された文字や模様がワックスへ転写され、そのまま冷やして固めることで、凹凸のある立体的な模様が完成します。スタンプを強く押し込みすぎるとワックスが薄くなるため、ワックスの上へ置き、軽く一押しする程度が目安です。
封緘だけでなく装飾にも使われています
シーリングスタンプは、もともと手紙や文書を封じる封緘に用いられてきた道具です。
現在は封筒を封じる用途だけでなく、招待状、ギフトラッピング、商品パッケージ、ショップカード、ブランドタグ、ハンドメイド作品などを装飾するためにも使用されています。
完成したシーリングワックスをクッキングシートなどから剥がし、あとから接着する方法もあります。失敗できない招待状や商品へ使用する場合にも適した方法です。
ワックス炉とスプーンを使って作る方法
ビーズタイプのシーリングワックスを使用する場合は、次の道具を用意します。
- シーリングスタンプ
- シーリングワックス
- ワックスを溶かす専用スプーン
- キャンドル
- ワックス炉
- クッキングシートまたはスタンププレート
専用スプーンへシーリングワックスを入れ、キャンドルとワックス炉で加熱します。ワックスが溶けたら紙やクッキングシートへ垂らし、固まる前にシーリングスタンプを押します。
ワックス炉やスタンププレートがなくても作成できますが、繰り返し使用する場合は用意しておくと作業しやすくなります。
グルーガンで作る方法
専用のグルーガン(メルター)と11mmのグルーワックススティックを使用して作ることもできます。
Sirusiで販売している通常のスティックタイプのシーリングワックスは、グルーガンには使用できません。グルーガン方式では、対応する11mmのグルーワックススティックをご使用ください。
基本的な手順は次のとおりです。
- グルーガンのノズルキャップを外し、スタンドを起こします。
- 11mmのグルーワックススティックを、止まる位置まで差し込みます。
- ノズルを下へ向けて安定した場所へ立て、電源プラグをAC100Vのコンセントへ差し込みます。
- ワックスが適温になるまで約7~8分待ちます。
- ノズルを紙やクッキングシートへ近づけ、トリガーをゆっくり引いて必要な量のワックスを出します。
- ワックスが固まる前にシーリングスタンプを押し、そのまま冷めるまで待ちます。
- ワックスが固まったら、スタンプを真上へ引き上げます。
ワックスが出にくい場合は、加熱が不十分な可能性があります。トリガーを無理に引かず、しばらく待ってから使用してください。
グルーガンを使うと、キャンドルの火を使わずにワックスを溶かせます。また、一定量のワックスを続けて出しやすいため、招待状、商品パッケージ、ラッピングなどへ複数のシーリングワックスを連続して作る場合に適しています。
グルーガンを使用した後の保管方法
グルーガンへ一度差し込んだグルーワックススティックは、途中で引き抜くことができません。使用後もスティックを差し込んだまま保管します。
使用後は電源プラグを抜き、ノズルを下へ向けてスタンドに立ててください。本体内部まで完全に冷えるには約30分かかります。十分に冷えたことを確認してからノズルキャップを取り付け、保管してください。
20分以上使用しない場合も、電源プラグを抜いてください。通電したまま放置すると、ワックスの変色や製品故障の原因になります。
一般的な接着用グルースティックの使用について
一般的な接着用グルースティックでも模様を作ることはできますが、Sirusiでは推奨していません。
接着用グルーがスタンプ面の繊細な彫刻部分へ入り込み、詰まる可能性があるためです。使用する場合は、スタンプの破損や詰まりの可能性を理解したうえで、お客様ご自身の判断でお使いください。
接着用グルーが刻印部分へ詰まった場合は、スタンプヘッドを温め、グルーを柔らかくしてから慎重に取り除きます。固い道具で彫刻部分を強くこすると、繊細な刻印を破損する可能性があります。
関連する道具と詳しい使い方
シーリングワックス関連商品では、専用ワックス、ハンドル、スプーン、ワックス炉などを取り扱っています。
詳しい押し方や使用後のお手入れは、シーリングスタンプの使い方とメンテナンスをご確認ください。
Sirusiで作成できるシーリングスタンプ
Sirusiでは、あらかじめ用意されたデザインから選ぶシーリングスタンプのほか、名前やイニシャルを入れるセミオーダー、印鑑書体や印グラフィーを使ったデザイン、ロゴやオリジナルデータを入稿するシーリングスタンプを製作しています。
着脱式スタンプヘッドの丸型は12mmから60mm、角型は20mmに対応しています。一般的な丸型20~25mmを基準に、使用する場所やデザインの細かさ、仕上げたい印象に合わせてサイズを選べます。
加熱した器具の取り扱いに注意する
ワックス炉を使用する場合はキャンドルの火、グルーガンを使用する場合は高温になったノズルや溶けたワックスを扱います。
グルーガンのノズル温度は約170℃まで上がります。使用中はノズルや溶けたワックスへ触れず、周囲に燃えやすい物を置かないでください。作業中はノズルを上へ向けたり横倒しにしたりせず、使用しないときはノズルを下へ向けてスタンドに立てます。
使用後は、キャンドルの火が完全に消えていること、またはグルーガンの電源プラグが抜かれていることを確認してください。ワックスビーズや小さなスタンプ、グルーガンは、乳幼児の手が届かない場所で保管してください。
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