古印体の印鑑見本や、古印体の特徴について解説しています。 目次より、確認したい項目を選んでください。
古印体:個人印鑑のデザイン
フルネームの古印体 見本
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上田さくら
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高橋真太郎
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佐々木真奈美
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張仲景
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森一郎
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野口英世
【←】右横書き
野口英世
【→】左横書き
野口英世
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エドワード
ジェンナー
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Edward Jenner
苗字の古印体 見本
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高橋
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高橋
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佐々木
【←】右横書き
佐々木
【↓】縦書き
森
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野口
【→】左横書き
野口
【←】右横書き
野口
【↓】縦書き
張
名前の古印体 見本
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さくら
【→】左横書き
さくら
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エドワード
【→】左横書き
エドワード
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Edward
【←】右横書き
結衣
古印体(こいんたい)とは
古印体の特徴
- 印鑑専用に作られた日本独自の書体です。
- 字面に墨が溜まったような表現や、欠け・途切れなどの特徴的な味わいがあります。
- 一般的な認印は古印体で作られることが多く、親しみやすい書体です。
- 古風な見た目ながら非常に読みやすい字体です。
古印体の歴史
古印体は、奈良時代の寺社印が起源と言われています。
隷書体をベースに、丸みを加えた日本独自の印鑑書体です。率直ながら古朴典雅な味わいがあり、当時の日本人のおおらかさが現れた作風です。
これが大和古印とも呼ばれ、現在の古印体の基礎になっています。
古印体は独特の欠け・途切れや墨だまりの表現がありますが、これは古代~中世に行政官であった国司らが用いた「銅印」の文字を模したためです。
銅を鋳造する際に、金属が行き渡らなかったり、角に墨が溜まるために生じる独特の線の強弱を再現しています。
近代の古印体の作者に、畑河雄(天保14年生まれ)という方がいます。
明治時代に入ると印鑑の重要性を痛感し、偽造されにくい書体は何かとの考えに基づき、古印体の独特な表現を取入れて、一つの書風を作り上げました。以後この作風を好む人々が増え、印鑑書体のひとつとして広く定着しました。
現在、古印体は可読性が高いという認識から、「偽造防止には可読性の低い書体を使うべき」という風説がありますが、本来の古印体は、独特な表現から偽造されにくさを追求した書体であったのです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。