認印と実印は登録の有無と用途が異なります
認印と実印は、印鑑の素材や書体、見た目によって区別されるものではありません。市区町村への印鑑登録の有無と、使用する目的によって区別されます。
| 比較項目 | 認印 | 実印 |
|---|---|---|
| 登録 | 実印や銀行印として登録しない | 市区町村へ印鑑登録する |
| 主な用途 | 日常的な確認・承認や一般的な手続き | 印鑑登録証明書を求められる重要な手続き |
| 使用例 | 社内書類、申込書、受領確認など | 不動産取引、自動車の売買、住宅ローン、相続など |
| Sirusiのおすすめサイズ | 10.5mm〜13.5mm | 13.5mm〜16.5mm |
| 一般的な彫刻名 | 姓または名 | フルネーム |
印鑑の種類ごとの役割は、印鑑の種類と使い分けでもご案内しています。
認印は登録せず日常的な手続きに使用します
認印は、市区町村へ印鑑登録されておらず、金融機関へ届出印として登録されていない印鑑です。
社内書類、申込書、受領確認、印鑑登録証明書を求められない契約など、日常の幅広い場面で使用します。宅配便の受け取りにも使用できますが、現在はサインや押印が不要な場合もあるため、受け取り方法は配送事業者の案内に従ってください。
認印は登録されていなくても、押印した書類の内容に応じて、確認や承認の意思を示す証拠となり得ます。認印だから重要性が低いと考えず、文書の内容を確認してから押印してください。
実印は印鑑登録証明書とともに使用します
実印は、住民票のある市区町村へ印鑑登録した印鑑です。登録後に発行できる印鑑登録証明書と印影を照合することで、その印鑑が本人の登録したものであることを確認します。
主に次のような契約や手続きで使用されます。
- 不動産の購入や売却
- 自動車の購入や名義変更
- 住宅ローンなどの融資契約
- 相続に関する手続き
- 公正証書の作成
- 本人の意思確認が必要な重要な契約
実印用として作成した印鑑でも、市区町村へ印鑑登録するまでは実印として扱われません。反対に、登録要件を満たす印鑑を登録すると、その印鑑が実印になります。
認印と実印は別に用意することをおすすめします
一つの印鑑を市区町村へ登録し、日常用の認印として兼用すること自体は可能です。
ただし、日常的に使用する認印と実印を兼用すると、重要な実印の印影が多くの書類へ残ります。また、兼用している印鑑を紛失した場合は、日常用の印鑑と登録済みの実印を同時に失うことになります。
Sirusiでは、印影の複製や不正利用、紛失・盗難による影響を分けるため、認印と実印を用途別に用意することをおすすめしています。認印で済む書類には認印を使用し、実印は印鑑登録証明書を求められる重要な手続きに限って使用すると、安全に管理しやすくなります。
彫刻名とサイズの選び方も異なります
Sirusiでは、認印は姓または名で10.5mm〜13.5mm、実印はフルネームで13.5mm〜16.5mmを目安としてご案内しています。
これは登録上の一律の決まりではなく、用途とデザインのバランスを考慮した推奨です。認印は、誰が押したかを確認しやすいよう姓で作成することが一般的です。実印は、同姓または同名の方と区別しやすくするため、フルネームで作成する方が多くいます。
文字数や画数、希望する印影の印象によって適した大きさは異なります。詳しくは、印鑑のサイズ・大きさ選び方をご確認ください。
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