広告代理店・マーケティング支援会社設立のための法人印鑑

個人でSNS運用や動画制作を受けるフリーランスの方も、代理店・マーケ会社を立ち上げる方も。広告・マーケティング支援で独立するすべての方に向けて、印鑑の選び方と使い方を解説します。


SNS運用代行・インフルエンサー施策・動画制作を一人で受けるフリーランスから、複数スタッフを抱える広告代理店まで——広告・マーケティング支援の独立スタイルは多様です。いずれの形でも、業務委託契約・NDA・広告主との取引契約などの締結は、独立直後から発生します。

このページでは個人開業(フリーランス)と法人設立(代理店・マーケ会社)、それぞれの立場に必要な印鑑をわかりやすく解説します。

個人開業(フリーランス)に必要な印鑑

法人を設立せず、個人として屋号でSNS広告運用・インフルエンサー施策・動画制作・Webマーケ支援などを受ける方には、実印・角印・屋号印の用意をおすすめします。Sirusiでは個人開業向けの3本セットをご用意しています。

個人実印角印屋号印
野口英世 | 吉相体DIS | 法人角印 | 吉相体DIS | 法人印 | 吉相体
市区町村に登録する個人の印鑑。大手広告主・代理店との業務委託契約・融資申込・重要な取引契約で使用する。フリーランスでも実印を求められる場面は想定以上に多い。屋号・チーム名を入れた角印。請求書・見積書・レポートなど日常業務の書類に使用。屋号入り印鑑でクライアントへの信頼感・専門性を高める。屋号・チーム名が入った事業用の丸印。業務委託契約書・NDA・広告運用委託契約など、角印よりフォーマルな書類に使える印鑑。

個人開業(フリーランス)で印鑑を使う場面

書類・手続きポイント使う印鑑
請求書・見積書の発行クライアントへの書類。屋号入り角印で信頼感と専門性を示す角印
提案書・報告書・成果物への押印納品の都度発生。正式な提出書類への押印。角印で対応角印
業務委託契約書・広告運用委託契約書受注のたびに発生。フォーマルな契約書には屋号印が適切。契約先によっては、本人確認や重要契約の場面で個人実印を求められるケースも屋号印実印
秘密保持契約書(NDA)商談・案件開始時。広告戦略・商品情報など機密性の高い案件では、NDA締結するケースが一般的。屋号印または個人実印で締結屋号印実印
インフルエンサー・クリエイターとの
出演・制作委託契約
案件のたびに発生。外注・コラボ先との契約書。屋号印で対応屋号印
融資申込書類
(日本政策金融公庫・銀行)
個人実印+印鑑証明書(市区町村発行)のセット提出が基本実印
オフィス・シェアオフィスの賃貸借契約契約・更新時。個人名義での賃貸には個人実印と印鑑証明書が必要なケースあり実印

将来的に法人化を検討している方へ
フリーランスとしてスタートし、大手広告主の案件受注やメディアの公式代理店認定を目指すタイミングで法人化するケースは広告・マーケ業界でも多いです。大手広告主・電通グループ系の案件・Meta/Google公式パートナー認定では法人格が実質的な条件になることがあります。法人化のタイミングでは個人印鑑は引き続き使いつつ、別途法人印鑑セットを新たに用意することになります。

法人設立に必要な印鑑

株式会社・合同会社などの法人を設立する場合、個人の印鑑とは別に法人専用の印鑑が必要です。法人登記・銀行口座開設・重要契約のすべてに対応する3本セットを揃えましょう。

代表者印(実印)▼ 角印▼ 銀行印
株式会社みらい広告室 | 法人印 | ベンチャー印グラフィーバルーンタイプ株式会社みらい広告室 | 法人角印 | ベンチャー印グラフィー株式会社みらい広告室 | 法人銀行印 | ベンチャー印グラフィーバルーンタイプ
法人登記・投資契約・融資など、最重要書類に使用する印鑑。法務局への届け出が必要。見積書・請求書・納品書など日常業務の書類に使用。クライアントへの書類に押す機会が多い。法人口座の開設・資金移動・小切手など金融取引に使用。実印と分けて管理するのが原則。

広告・マーケティング支援会社の法人印鑑サンプル

Sirusiでは篆書体などの伝統書体から、広告・マーケ会社のブランドイメージに合うモダンなデザインまで対応しています。

代表者印(実印)・認印サンプル

彫刻内容:外枠=法人名(例:株式会社〇〇〇)、中文=「代表取締役(之印)」(合同会社の場合は「代表社員(之印)」)

■例. 株式会社みらい広告室

株式会社みらい広告室 法人実印 バルーン バルーン
株式会社みらい広告室 法人実印 ライン ライン
株式会社みらい広告室 法人実印 サンライズ サンライズ
株式会社みらい広告室 法人実印 サイファーUIN サイファー UIN
株式会社みらい広告室 法人実印 サイファー サイファー
株式会社みらい広告室 法人実印 スター スター

■例. 一般社団法人 クリエイティブ支援協会

一般社団法人 クリエイティブ支援協会 法人実印 バルーン バルーン
一般社団法人 クリエイティブ支援協会 法人実印 ライン ライン
一般社団法人 クリエイティブ支援協会 法人実印 サイファーUIN サイファー UIN
一般社団法人 クリエイティブ支援協会 法人実印 サイファー サイファー
一般社団法人 クリエイティブ支援協会 法人実印 スター スター

角印サンプル

彫刻内容:法人名(例:株式会社〇〇〇)+「之印」など。法人名のバランスに合わせて職人が送り字を調整します。

■例. 株式会社みらい広告室

株式会社みらい広告室 角印 ベンチャー ベンチャー
株式会社みらい広告室 角印 サイファー サイファー
株式会社みらい広告室 角印 スター スター

■例. 一般社団法人 クリエイティブ支援協会

一般社団法人 クリエイティブ支援協会 角印 ベンチャー ベンチャー
一般社団法人 クリエイティブ支援協会 角印 サイファー サイファー
一般社団法人 クリエイティブ支援協会 角印 スター スター

銀行印サンプル

彫刻内容:外枠=法人名(例:株式会社〇〇〇)、中文=「銀行(之印))

■例. 株式会社みらい広告室

株式会社みらい広告室 法人銀行印 バルーン バルーン
株式会社みらい広告室 法人銀行印 ライン ライン
株式会社みらい広告室 法人銀行印 サンライズ サンライズ
株式会社みらい広告室 法人銀行印 サイファー サイファー
株式会社みらい広告室 法人銀行印 スター スター

■例. 一般社団法人 クリエイティブ支援協会

一般社団法人 クリエイティブ支援協会 法人銀行印 バルーン バルーン
一般社団法人 クリエイティブ支援協会 法人銀行印 ライン ライン
一般社団法人 クリエイティブ支援協会 法人銀行印 サンライズ サンライズ
一般社団法人 クリエイティブ支援協会 法人銀行印 サイファー サイファー
一般社団法人 クリエイティブ支援協会 法人銀行印 スター スター

広告・マーケティング支援会社の起業で印鑑が必要な場面

会社設立から事業開始まで、印鑑を押す機会が多い手続きを時系列でまとめました。どの印鑑が必要になるか、あらかじめ把握しておきましょう。

会社設立・登記

書類・手続きポイント使う印鑑
定款の作成・認証電子定款の場合、押印不要なケースも実印
※実印は代表者個人のもの
設立登記申請書(法務局)個人の実印と法人実印の両方が必要会社実印実印
※実印は代表者個人のもの
印鑑届書(法務局)登記申請と同時に提出するのが一般的会社実印
出資金の払込証明書類登記申請への添付書類会社実印

銀行・行政手続き

書類・手続きポイント使う印鑑
法人銀行口座の開設設立直後。登記証明書・印鑑証明書と合わせて届け出会社銀行印会社実印

以下の行政手続きについては、2021年の法改正等により、原則として押印が不要(電子申告または署名のみ)となりました。

  • 法人設立届出書(税務署)
  • 都道府県・市区町村への法人届出(地方税関係)
  • 社会保険・年金事務所への届出(健康保険・厚生年金等)

※届出は不要でも、その後の「支払い設定」で印鑑を使います。上記の届出自体にハンコは不要ですが、税金や社会保険料を「口座振替(自動引き落とし)」にするための書類には、銀行届け出印(会社銀行印)の押印が必須です。

広告・マーケティング支援特有の契約・手続き

書類・手続きポイント使う印鑑
広告運用委託契約書・マーケ支援契約書受注のたびに発生。業務範囲・報酬・成果指標を定める重要契約。認印または実印で締結。電子契約も多い会社認印
秘密保持契約書(NDA)商談・案件開始時。広告戦略・新商品情報・売上データなど高度な機密を扱う案件では必須会社認印
インフルエンサー・タレントとの出演・キャスティング契約案件のたびに発生。肖像権・著作権・報酬条件を定める重要書類。認印または実印で締結会社認印 または 会社実印
制作会社・クリエイターへの
動画・コンテンツ制作委託契約
外注のたびに発生。著作権の帰属・納品条件を明記した書類。認印での締結が多い会社認印
請求書・見積書・レポートの発行毎月発生。クライアントへの書類。角印で対応角印
オフィス・スタジオの賃貸借契約契約・更新時。法人名義での賃貸には実印+印鑑証明書が必要会社実印
雇用契約採用のたびに発生会社認印

資金調達・事業拡大

書類・手続きポイント使う印鑑
融資申込書類
(日本政策金融公庫・銀行)
借入申請時。実印+印鑑証明書のセット提出が基本会社実印会社銀行印
業務提携・共同事業契約書
(他代理店・制作プロダクション等)
提携時。収益分配・役割分担を定める重要契約。実印での締結が安心会社実印

補助金・助成金申請書
(小規模事業者持続化補助金等)
申請のたびに発生。代表者の押印が必要な場合がある会社認印

会社認印とは?実印と使い分ける理由

会社認印とは、法務局への登録が不要な丸型の法人印鑑です。角印(領収書・見積書などの簡易書類向け)とは異なり、契約書など重要な書類への押印に使います。

会社実印(代表者印)で押せる書類でも、あえて認印を使うことがあります。理由は実印の使用リスクを抑えるためです。実印は法的効力が最も強い印鑑であり、押印することで意思表示の重みも増します。実印が求められていない場面にまで使い続けると、紛失・盗難時の被害が大きくなります。

起業直後は認印を別途用意しなくても支障はありませんが、書類が増えてきたタイミングで実印と認印を使い分ける体制を整えておくと、セキュリティとリスク管理の面で安心です。

合わせてそろえておきたい住所印

シャチハタ組合せ住所印4枚セット 製品イメージ

起業直後は、書類への社名・住所・電話番号の記入が繰り返し発生します。登記申請、銀行口座開設、各種届出……と、まったく同じ情報を何度も手書きする手間を、住所印ひとつで大幅に省けます。

書類への記載内容が統一されることで、転記ミスの防止にもなります。印鑑セットを揃えるタイミングで、住所印もまとめて注文しておくと便利です。

【コラム】起業準備に必須!住所記入の手間をなくす便利アイテム

印鑑を選ぶときに気をつけること

大手広告主・公式パートナー認定では、法人格や運用実績が重視される

Meta・Google・X(旧Twitter)などの公式パートナー制度や認定代理店制度では、法人格・広告運用実績・運用体制などが審査対象になる場合があります。

申請自体はオンラインで完結することが多く、実印提出が必須とは限りません。ただし、大手広告主・ナショナルクライアントとの取引では、書面による業務委託契約や会社情報の提出を求められることがあり、法人実印や印鑑証明書が必要になるケースもあります。

フリーランスから法人化するタイミングで、法人実印・銀行印・角印を整えておくと、契約・金融・登記関連の手続きをスムーズに進めやすくなります。

公式パートナー申請の審査期間は数週間〜数ヶ月かかることがあります。法人設立と同時に実印を手配し、申請準備をすぐ開始できる体制を整えておきましょう。

インフルエンサー・タレントとの契約は書面で残す

インフルエンサー施策・動画広告制作では、出演者との契約が口約束になりがちです。しかし、肖像権・著作権の帰属・報酬・二次利用の可否などは、書面契約で明示しておかないとトラブルの原因になります。

現在は電子契約サービスで締結するケースも増えていますが、紙契約を求められる場合には会社認印や会社実印を使用することがあります。

Sirusiで印鑑を作るメリット

法人印鑑は、契約書や請求書など、事業運営のさまざまな場面で長く使い続けるものです。Sirusiでは、印影デザインの提案から、ブランドイメージとの整合性、押しやすさを左右する仕上げまで、一つひとつ丁寧に制作しています。

デザイン案を最大4案提案

ご注文後、デザイナーが法人名のバランスや文字の組み方を考慮した上で、最大4案のデザイン案を作成してご提案します。「どんな仕上がりになるかわからない」という不安なく、納得のいく印鑑を選んでいただけます。

ロゴ入れ・コーポレートイメージとの相談も可能

「コーポレートイメージに合う書体を教えてほしい」「会社のロゴを印鑑に入れたい」といったご要望もご相談ください。ブランドに一貫性を持たせたいスタートアップからのご依頼に対応しています。

丁寧な仕上げが、押しやすさにつながる

印鑑の品質は「デザイン」だけではありません。印面の彫刻精度と仕上げの丁寧さが、朱肉の乗りやすさ・印影のきれいさを左右します。重要書類への押印で、かすれや歪みが起きないよう、職人が一本ずつ仕上げを確認します。


法人印鑑
Sirusiでは、伝統的でオーソドックスな書体はもちろん、前衛的でアーティスティックなデザインにも対応いたします。様々なデザインの引き出しを持つ職人が、御社名のバランスを考慮しながら、一文字ずつ丁寧に制作し、洗練した印鑑に仕上げます。法人印鑑を通して会社を運営する皆様をサポートできるよう、使い心地にもこだわった印鑑を作成いたします。

11,000円(税込)〜

会社印鑑・法人印鑑の作成はこちら

Sirusiは印影のデザイナーと仕上げの職人による丁寧な制作を優先しているため、納期に一定の時間をいただいています。会社設立の手続きと並行して、早めにご注文いただくことをおすすめします。

お客様の声

よくある質問

SNS運用代行・広告運用を個人で受けています。印鑑は必要ですか?

業務委託契約書・NDA・請求書など、独立直後から印鑑を使う場面はあります。現在は電子契約も増えていますが、企業クライアントによっては紙契約や押印を求めるケースもあります。
特に屋号入りの角印や屋号印(丸印)は、フリーランスとしての事業性や信頼感を伝えやすく、請求書・契約書類の整備にも役立ちます。

インフルエンサーやクリエイターに仕事を外注します。契約書は必要ですか?

報酬・納期・著作権の帰属・二次利用範囲などは、事前に契約書で整理しておくことが重要です。
インフルエンサー施策や動画制作では、投稿内容や素材利用範囲が曖昧なまま進行し、後からトラブルになるケースもあります。現在は電子契約サービスを利用するケースも増えていますが、紙契約では会社認印や屋号印を使用することがあります。

将来、法人化を考えています。フリーランスのうちにやっておくべきことは?

フリーランス時代は、個人実印・角印・屋号印を使い分けながら、契約や請求業務の運用を整えておくと、法人化後の移行がスムーズになります。
法人化後は、法人実印・銀行印・角印を新たに用意し、契約や請求先名義を法人へ切り替えていく流れが一般的です。

フリーランスから法人成りします。個人の印鑑はそのまま使えますか?

法人設立後は、法人名義の印鑑が必要になります。個人の実印は法人の代表者印としては使用できません。そのため、法人登記時には通常、法人実印・銀行印・角印を新たに用意してください。
また、既存クライアントとの契約や請求書も、法人名義へ切り替える対応が必要になる場合があります。

Meta・Googleの公式パートナー申請に印鑑証明書は必要ですか?

プラットフォームや申請方法によって異なります。現在はオンライン申請が中心で、印鑑証明書が不要なケースも多くあります。
一方で、法人確認書類や書面契約を求められる場合には、法人実印や印鑑証明書の提出が必要になることがあります。
必要書類は制度変更も多いため、申請前に最新情報を確認しておくことが重要です。

屋号・スタジオ名と法人名が違います。印鑑にはどちらを入れますか?

法人実印・銀行印には、登記上の正式な法人名を彫刻します。
一方、屋号・スタジオ名・ブランド名などは法的名称ではないため、金融機関や法人登記関連には使用できません。
ただし、請求書・提案書・日常業務用として、屋号入りの認印や角印を別途作成して使い分けるケースはあります。

代理店名・チーム名と法人名が違います。印鑑にはどちらを入れますか?

法人実印・銀行印には、法務局へ登記した正式な法人名を使用します。
代理店名・サービス名・チーム名は、契約主体として扱えない場合があるため、金融機関や重要契約には通常使用できません。
そのため、日常業務では代理店名入りの角印・認印を使い、重要契約や登記関連では法人実印を使い分ける運用が一般的です。

インフルエンサー・タレントとの契約には実印が必要ですか?

法律上は認印でも契約は成立します。ただし、著名人・タレントとの案件や高額な継続契約では、実印と印鑑証明書を求められるケースがあります。単発・少額の案件は認印(丸印)、継続・高額・著名人との契約は実印と使い分けることで、実印の使用を重要な場面に絞り込めます。