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シーリングスタンプには、シンプルで線幅と余白にゆとりのあるデザインが適しています。

約0.1mmの細い線まで彫刻できますが、再現できることと、長く使用できることは同じではありません。真鍮は比較的柔らかいため、細い彫刻部分へ衝撃や引っ掛かりが加わると、欠けたり曲がったりする可能性があります。耐久性を考慮する場合は、線幅と要素同士の間隔を0.5mm以上確保することをおすすめします。

彫刻できる細さと長く使用できる細さは異なります

Sirusiのシーリングスタンプは、約0.1mmの線幅まで彫刻できます。そのため、細い線や小さな文字を含むデザインも再現できる場合があります。

ただし、彫刻できる最小値は、耐久性を保証する基準ではありません。シーリングスタンプのスタンプヘッドには真鍮を使用しており、細く突き出した彫刻部分は、使用時の衝撃や引っ掛かりによって欠けたり曲がったりする可能性があります。

長く使用することを重視する場合は、彫刻できる限界まで細くするのではなく、十分な線幅を確保したデザインがおすすめです。

デザインデータの推奨基準

データ入稿で作成する場合は、次の基準を目安にしてください。

  • 線幅は0.5mm以上
  • 文字や線など、要素同士の間隔は0.5mm以上
  • 文字サイズは8pt以上
  • 小さな文字にはゴシック体など線幅を確保しやすい書体を使用
  • 白と黒の2階調で作成
  • テキストと線をアウトライン化
  • 写真、画像の濃淡、グラデーションは使用しない

約0.1mmの線も再現できますが、耐久性を優先する場合は0.5mm以上の線幅をおすすめしています。

文字サイズや線幅が基準を満たしていても、文字の字画、要素の密度、線同士の位置関係によっては製作に適さない場合があります。

余白を確保し、要素を適度に分散する

文字や図柄が一部へ密集したデザインよりも、線や要素の間に余白があり、印面全体へ適度に分散されたデザインの方が、きれいに押しやすい傾向があります。

必ず四方へ均等に配置する必要はありませんが、細い線や小さな文字を狭い範囲へ詰め込みすぎないことが大切です。

デザインの印象を維持しながら余白を確保できる場合は、要素の大きさや間隔、配置を見直してください。

塗りつぶしの多いデザインも作成できます

黒く塗りつぶした面積が広いデザインや、太い線を使ったデザインも作成できます。

塗りつぶしの面積そのものによる大きな制限はありませんが、スタンプのサイズやデザインに合った量のシーリングワックスを使用してください。ワックスが少なすぎるとデザイン全体が転写されず、多すぎるとスタンプの周囲へ大きく広がります。

細かなデザインには大きめのサイズを選ぶ

同じデザインでも、スタンプヘッドのサイズが大きいほど、文字や線、要素同士の間隔を確保しやすくなります。

丸型12mmは、一文字やシンプルな模様など、要素の少ないデザインに適しています。文字数が多いデザインやロゴ、細かなイラストなどは、20mm以上を選ぶことで再現しやすくなります。

ただし、適したサイズは文字数だけでは決まりません。文字の字画や線の細さ、図柄の密度、必要な余白を総合して判断します。

製作基準を満たさない場合は再入稿が必要です

入稿データが線幅や間隔などの製作基準を満たしていない場合は、原則としてデザインを修正し、再入稿してください。

Sirusiでデザインを自動的に太くしたり、配置を大きく変更したりすると、入稿時の意図や印象が変わる可能性があります。そのため、データ入稿タイプでは、お客様に修正内容をご確認いただいたうえで再入稿をお願いしています。

推奨基準を満たしていても取り扱いには注意が必要です

推奨する線幅や間隔を確保したデザインでも、破損しないことを保証するものではありません。

真鍮は比較的柔らかい金属です。スタンプヘッドを落とす、刻印部分へ固い物を当てる、彫刻部分へ付着したワックスを固い道具で取り除くなどすると、欠けや曲がりが発生する可能性があります。

使用後のお手入れや保管方法は、シーリングスタンプの使い方とメンテナンスをご確認ください。

更新日 2026年9月17日

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