A

AIで生成したデザインデータも、データ入稿エンボッサーの製作条件を満たしていれば入稿できます。ただし、AIで生成したことやPDF・SVG形式で保存したことだけでは、製作可能なデータであるとは限りません。

注文する商品・形状・サイズに対応した最新の専用テンプレートを確認し、線幅、余白、色、文字サイズなどの商品固有の条件に合わせてデータを作成してください。条件を満たしていない場合は、修正データの再入稿をお願いします。

生成用の指示に製作ルールを追加する

AIを利用する場合は、注文するプレート形状に対応した最新のSirusi専用テンプレートを添付し、普段使用している生成用の指示へ次の製作ルールを追加してください。

線幅、間隔、文字サイズ、デザイン可能範囲などの具体的な条件は、使用するテンプレートに記載された内容を優先します。

【Sirusiのエンボッサー用・製作ルール】

- 添付されたSirusi専用テンプレートのサイズ、ガイド、製作範囲を変更しない
- デザインを実寸の製作範囲内に収める
- 線幅、間隔、文字サイズなどは、専用テンプレートに記載された条件を守る
- 黒一色で表現し、グレー、半透明、グラデーション、ぼかし、影、質感表現を使用しない
- 小さすぎる文字、細かな模様、密集した線を避ける
- 文字と図形をアウトライン化されたベクターのパスデータで構成する
- 配置画像や埋め込み画像を使用しない
- 不要なアンカーポイントや孤立した小さなオブジェクトを残さない
- 紙を立体的に変形させやすい、線と空間にゆとりのあるデザインにする
- 彫刻する文字や図柄に誤り、欠落、生成時の崩れがないか確認する
- 第三者のロゴ、キャラクター、著作物、意匠を模倣しない

AIサービスによって、テンプレート、実寸、線幅、パスデータなどを処理できる範囲は異なります。このルールを追加しても、製作条件を満たしたデータが生成されるとは限りません。

完成後の指示に確認条件を追加する

データの生成後は、完成したファイルをAIへ添付し、次の確認条件を追加してください。

次の製作条件を満たしているか確認してください。

- 注文するプレート形状のSirusi専用テンプレートを使用し、実寸の製作範囲内に収まっている
- 線幅、間隔、文字サイズが専用テンプレートの条件を満たしている
- 黒一色で構成され、グレー、半透明、グラデーション、ぼかし、影などを含まない
- 文字と図形がアウトライン化されたベクターパスで構成されている
- 配置画像や埋め込み画像を含まない
- 不要なアンカーポイントや孤立した小さなオブジェクトがない
- 小さすぎる文字、細かな模様、密集した線がない
- 彫刻する文字や図柄に誤り、欠落、生成時の崩れがなく、注文内容と一致している

各項目を「適合」「不適合」「確認できない」で判定し、理由を添えてください。不適合の場合は、問題のある箇所と必要な修正を示してください。

確認できない項目は、推測で「適合」と判定せず、「確認できない」と明示してください。そのうえで、ユーザー自身が確認できる具体的な方法を提示してください。

エンボッサーは紙を変形させて表現します

エンボッサーは、インクを紙へ写すのではなく、上下のプレートで紙を挟み、文字や図柄を浮き上がらせたり、へこませたりして表現します。

線や図柄が細かすぎる場合や、要素同士の間隔が狭い場合は、紙を十分に引っ張って立体的に変形させることができず、凹凸が不鮮明になったり、紙にシワや破れが生じたりする可能性があります。

画像上で細部まで鮮明に見えるデザインでも、エンボッサーで同じように再現できるとは限りません。できるだけ要素を整理し、線や空間にゆとりを持たせてください。

線幅・文字サイズは最新のテンプレートを優先する

エンボッサーでは、線幅0.5~1mm程度、文字サイズ10pt以上が現在の推奨値です。ただし、文字サイズが10pt以上でも、使用するフォントや字画によっては白抜き部分がつぶれる場合があります。

細かな文字には、ゴシック体など線幅を確保しやすい書体が適しています。線が細すぎるデザインだけでなく、太すぎる線や密集した線も、紙のシワや破れ、凹凸が不鮮明になる原因となります。

製作条件は更新される場合があるため、AIへの指示へ数値だけを固定せず、使用する最新の専用テンプレートに記載された条件を優先してください。

枠や均等な配置は紙のシワを抑えやすくします

デザインの周囲へ枠を配置すると、プレス時の圧力が全方向へ分散され、紙のシワを抑えやすくなります。

枠を使用しない場合も、文字や図柄を一方向へ偏らせず、プレート内へ均等に配置することで、圧力の偏りを抑えられます。

AIが生成したデザインは、見た目の印象だけでなく、線や図柄の密度、余白、全体の重心も確認してください。

注文する本体仕様・プレート形状・サイズを先に決める

AIでデザインを作成する前に、注文するエンボッサーの本体仕様とプレート形状・サイズを決め、対応する最新の専用テンプレートを使用してください。

  • 持ち運びタイプ・卓上タイプ:円形38mm、正方形38×38mm、長方形45×20mm
  • 卓上ヘビーユース仕様:円形47mm、正方形47×47mm
  • 卓上特大サイズ・ロングリーチ仕様:円形47mm

プレートによってデザイン可能範囲と適したレイアウトが異なります。また、エンボッサーは紙を差し込む方向が製作時に固定されます。加工したい位置と向きを確認し、注文時にプレートの向きを選択してください。

エンボス加工で文字や図柄を浮き上がらせるか、デボス加工でへこませるかについても、注文時の選択内容に合わせて製作します。

aiファイル入稿タイプはIllustrator形式が基本です

aiファイル入稿タイプでは、専用テンプレートを使用し、Adobe Illustrator形式(.ai)で製作用データを作成してください。

PDFやSVGで保存されていることだけでは、製作用のベクターデータであるとは判断できません。内部に低解像度画像が配置されている場合や、文字がアウトライン化されていない場合があります。

AIが作成したデザインをIllustrator形式の製作用データへ仕上げることが難しい場合は、ロゴデータ入稿タイプやラフ画入稿タイプへ変更できる場合があります。

  • aiファイル入稿タイプ:完成したIllustratorデータを入稿する
  • ロゴデータ入稿タイプ:ロゴデータと手書きラフを入稿し、Sirusiがデザインを仕上げる
  • ラフ画入稿タイプ:手書きラフを入稿し、Sirusiがデザインを仕上げる

入稿方法によって商品価格が異なるため、注文後に変更する場合は注文明細と決済金額の変更が必要になることがあります。

AIによる確認は入稿前の補助です

AIが「適合」と判定しても、実寸、線幅、アウトライン化、埋め込み画像の有無、紙へ加工した際の再現性などが正確に確認されているとは限りません。「確認できない」と判定された項目がある場合も、データを入稿できます。

入稿後はSirusiが製作条件を確認します。条件を満たしている場合は入稿データを使用し、修正が必要な場合は問題箇所をご案内したうえで再入稿をお願いします。

製作に影響しない軽微な問題は、事前に確認したうえでSirusiが調整できる場合があります。最終的な製作可否は、注文するプレート形状と入稿データを確認したうえで判断します。

更新日 2026年9月17日

この回答は役に立ちましたか?